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童謡「虫のこえ」で検証!コオロギの特徴と鳴き声の違い。秋の夜長に親子で虫観察を楽しもう!

窓を開けて寝ていると、耳に心地よく届く虫の鳴き声。子供を寝かせながら、「秋が来たなあ」「きれいだなあ」なんて思ったりしませんか?『鳴く虫』を耳で聴いて楽しむという文化は、日本や中国独特の文化だとか。大人なら一度は聴いたことのある童謡『虫のこえ』に登場してくる虫の鳴き声を聞き分けて、秋の夜長に親子で虫の鳴き声に耳を澄ませてみませんか。

鈴虫も松虫もみんなコオロギの仲間!?

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秋に鳴く虫と言えば、コオロギやスズムシ、マツムシなどがいますね。
名前や体の形、色に違いはありますが、実はスズムシもマツムシもみんなコオロギの仲間なのです。
コオロギの仲間は、世界では約2000種、日本だけでも約60種類いると言われています。
成虫の体長は、よく見かけるエンマコオロギで26mm~32mmほど。
黒褐色の体の色がどこかゴキブリのようにも見えますが、見た目とは裏腹、鳴き声はとても美しいです。
田んぼや畑、庭、草地などに生息し、成虫は8月~11月にかけて地上に出てきます。
昼間は草の根っこなどに潜み、夜になると出歩いて、植物の実や葉っぱ、小動物の死がいなどを好んで食べます。

コオロギは何のためにどうやって鳴くの?

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コオロギが鳴くのは、オスだけだって知っていましたか?
しかも鳴く虫たちは、口から鳴いているのではなく、前ばねをこすり合わせて音を出しているのです。
2枚の前ばねは、片方がやすりのようなギザギザになっており、もう片方は出っ張りがついているので、前ばねどうしを素早くこすり合わせると音が出るそうです。

オスが鳴くのには、
① 自分の縄張りを他のオスに示すため
② 鳴いて目当てのメスを誘うため
だそうです。
秋が深くなると、オスはメスに鳴いて自分をアピールし、結婚→産卵へと進んでいくのです。

『鳴く虫』を楽しむ日本の文化

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中国では、1200年以上前の唐の時代から、コオロギをペットとして飼育していたそうです。
またその時代、日本で作られた『万葉集』にも、コオロギを詠んだ歌が残されています。
江戸時代には、スズムシなど鳴く虫を売り歩く『虫売り』という職業まであったとか。
『鳴く虫』を音楽のように聴いて楽しむ文化は、世界的にはあまりなく、中国や日本限定の文化だそうです。
1200年以上も前から日本人に親しまれていた『鳴く虫』を聴いて楽しむ文化。
日本ならではの趣ある文化を、この時期にぜひたしなみたいものです。

童謡『虫のこえ』でコオロギの鳴き声を検証!

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♪あれ松虫が 鳴いている~
みなさんも一度は聴いたことがあるはず、童謡『虫のこえ』。
歌詞の中で登場する虫たちは、数えてみると全部で5種類います。
『ちんちろ』だったり、『すいっちょん』だったり、歌詞の中では色んな鳴き方をしている虫たち。
実際の虫たちは、本当に歌詞通り鳴いているのか独断で検証してみました!

① 松虫・・・♪ちんちろ ちんちろ ちんちろりん
  
  →チロチロチロチロ(かなり高音)。
   スズムシやコオロギに似ていて、心地よい鳴き声。

② 鈴虫・・・♪りんりんりんりん りいんりん

  →り~ん、り~ん。

③ こおろぎ・・・♪きりきりきりきり

  →エンマコオロギ…リリリリリーン。
   カマドコオロギ…ききききききききき。
   歌詞中の♪きりきりは、おそらくカマドコオロギの方。
   一番耳にするエンマコオロギが、やはり私的には一番聴きやすく綺麗でした。

④ くつわ虫・・・♪がちゃがちゃ がちゃがちゃ

  →キリギリスの仲間のクツワムシ。
   工事現場のドリルが鳴っているようで、確かにガチャガチャしていました。

⑤ 馬おい・・・♪ちょんちょんちょんちょん すいっちょん

  →バッタやキリギリスの仲間のウマオイ。
   ジージーと、まるでシンセサイザーのような電子音。
   ♪すいっちょんとは鳴いていなかった。。。
秋に鳴く虫たち。当たり前すぎて気にもとめないかもしれませんが、少し耳を澄ましてみると面白いです。ひとえにコオロギと言っても、種類によって色々な鳴き方があるので、親子で鳴き声当てクイズなどして『日本の鳴く虫の声を聴く文化』に触れてみるのも楽しいと思います。
この記事を書いた人
MAKOMI

4歳になる娘を持つママです。子育てを始め、読書レビュー、ファッション等、多方面で執筆中。面白いネタを探して、日々アンテナを張って生きてます!

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