photo-ac.com

子供って炭酸飲料はいつから飲んでもいいの!? 炭酸は虫歯になるってホント!?

親が炭酸飲料好きだと、子供も飲みたがりますよね。筆者もコーラが大好きなので、4歳になる娘も真似して「シュワシュワ飲みたーい!」と言ってきます。そんなの時は、糖分の入っていない炭酸水を少しだけあげるのですが、実際のところ、子供に炭酸水や炭酸飲料って飲ませてもいいのでしょうか。コーラを飲むと虫歯になったり、骨を溶かしたりなど言われていますが、本当なのでしょうか。成分や危険性などを調べてみました。

炭酸水の種類と成分

my-lifenote.net
市販されている炭酸飲料には、主に2種類あります。
① 炭酸水・・・炭酸ガス+水
② 炭酸飲料(清涼飲料水)・・・炭酸ガス+水+糖分

まずは『炭酸水』から見ていきましょう。
炭酸水も細かく分けると、成分によって3つに分類されます。

【ⅰ. 天然炭酸水】
天然炭酸水とは、天然ガスと天然水が偶然出会ってできたもの。
ペリエやサンペレグリノ、ゲロルシュタイナーなどがこれに当たり、いわゆるガス入りミネラルウォーターと言われるものです。
天然のミネラルを取り入れることができるので栄養面ではオススメですが、値段が少し高くなります。

【ⅱ. 水、二酸化炭素】
昔からある、お酒のソーダ割りで使う炭酸水(ソーダ)です。
値段も安く、無添加。
筆者は普段はこれを水替わりで常飲しています。

【ⅲ. 水、二酸化炭素、塩化カリウム、硫酸マグネシウム】
ⅱに塩化カリウムと硫酸マグネシウムを添加し、天然炭酸水に人工的に近づけた炭酸水です。
値段は安いのですが、添加物が入っているので、あまりオススメはできません。

炭酸飲料の成分

gigazine.net
炭酸飲料とは、コーラやサイダーなど、炭酸水に甘味料、酸味料、着色料、フレーバーなどを加えた清涼飲料水のことを言います。
炭酸水と大きく違ってくるのは、やはり糖分が入っていること。
炭酸飲料の場合、ペットボトル500mlの中に角砂糖が約14個も入っているとか。
肉じゃがやすき焼きなどを作ると、結構な量の砂糖を入れますが、角砂糖14個は料理で使う砂糖の量とは比べ物になりません!
ダイエットコーラやカロリーゼロの清涼飲料水は、砂糖が入っていないので大丈夫だと思われがちですが、その分、人工甘味料で甘みを出しています。
体への影響は、炭酸水というよりも、糖分と添加物が大きく関わっているようです。

炭酸水&炭酸飲料の危険性

irorio.jp
それでは、炭酸水や炭酸飲料が体へもたらす影響はあるのでしょうか。

① 糖尿病やがんの危険(炭酸飲料)
砂糖替わりの人工甘味料は、砂糖の何十倍もの甘さがあります。
また、着色料には発がん性物質が含まれていると言われています。

② キレやすい&発達障害(炭酸飲料)
糖分の多量摂取により、血糖値が大きく乱れ、キレやすくなったり、発達障害に影響を及ぼすといったデータがあるようです。
炭酸飲料に限らず、ジュースやポカリスエットなどにも糖分は多く含まれていますので、気を付けてください。

③ 歯を溶かすのは『糖』(炭酸飲料)
昔から「炭酸は、虫歯になったり骨を溶かす」などと言われていますね。
実際は、炭酸の成分が体内のカルシウム量に与える影響は無視できる程度で、通常の水と同様無害だと考えていいそうです。
炭酸よりも、炭酸飲料(糖分)の多量摂取による虫歯が、歯を溶かすことへとつながっているようです。

④ 内臓への刺激(炭酸水&炭酸飲料)
ウィルキンソンなど、炭酸が特に強いものなどは、飲んだ後、大人でも目に涙が溜まることもありますよね。
炭酸は、消化器への刺激が強いので、常飲すると消化性潰瘍などの病状を悪化させる恐れもあるようです。

炭酸飲料は何歳から飲ませてもいい?

j-town.net
結論から言うと、炭酸水であれば、1歳を過ぎたあたりから飲ませても、体への顕著な影響はないようです。
しかし、内臓への刺激を考えると、味見する程度に控えた方がいいと思います。
我が家の娘のように本人が飲みたがったら、無添加のできれば天然炭酸水を飲ませてあげてください。

炭酸飲料に限らず、人体への大きな影響は『糖分』にあるので、小学生になったからとか、何歳になったからと言って飲ませていいとは言えません。
お菓子などと同様、親が限度を決めて飲ませるのが良さそうですね。

 


こどもののみもの(335ml*24本入)
炭酸の爽快感は、私自身大好きですし、子供が飲みたがる気持ちはよくわかります。しかし糖分や添加物が与える体への影響や、内臓への刺激を考えると、やはり炭酸水&炭酸飲料は大人向けの物なのかなと思いました。子供が小さいときは、味見程度に少し飲ませるにとどめるのが良さそうですね。
この記事を書いた人
MAKOMI

4歳になる娘を持つママです。子育てを始め、読書レビュー、ファッション等、多方面で執筆中。面白いネタを探して、日々アンテナを張って生きてます!

#子育て#育児