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どうする? 子供の好き嫌い

子供の好き嫌い、中々大変ですよね。
子供の好き嫌いを見ていて重要だなと思ったのは、「何が」嫌いかということ。
子供がその料理の「何が」嫌いかを見極めて、好き嫌いを克服してみませんか。

何が嫌い……多いパターン

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子供の好き嫌いを見ていると気づくのは、「嫌い」に一定のパターンがあり、それが多くの子に共通しているということ。
グリーンピースが嫌い、ピーマンが嫌い……というのは、よく聞きますよね。
ママにも覚えがあると思いますが、グリーンピースの何が嫌いでしたか?
恐らく、「感触」ではないでしょうか。
それから、ピーマン。
これは、何が嫌いでしたか?
恐らく、「苦味」だと思います。
それから、ほぼ偏食のないうちの子が食べられないのがチーズ。
これは「におい」が駄目だそうです。
それから、緑色の野菜を食べないのは「見た目」。(これには諸説あり、青いものは毒と思う本能が働いているとかいないとか)
何となく、「嫌い」の分類が出来てきました。

では、「好き」はなんでしょう。
ズバリ、「甘味」「塩気」「油分」だそうです。
大人でも、思い当たりますね。(パパとか)

この「好き」のパワーで「嫌い」の上手なカバーをしてみてはどうでしょう。

とにかく、揚げてみよう!

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筆者は、キッチンが汚れるので揚げ物は嫌いですが、お野菜不足だなーと思うと揚げ物をします。
おすすめなのは、とにかく春巻きの皮を冷蔵庫に常備しておくこと!
とにかく、なんでも包んで揚げてみます。
バナナを揚げればおやつになるし、アボカドとトマトを和えたものを揚げればエスニック風のおかずになるし、何より、ピーマン!
ピーマン、かるーく炒めて、すこーし醤油で味付けして、片栗粉でとじてから揚げてみてください。
苦味がなく、油と相性が良くて、おいしいです!
ここでポイントは、火を通しすぎないこと。
ピーマンは火を通した方が苦味が出ます。
少し感触が残るくらいで火からおろし、包んで揚げてしまうのがベスト。

ピーマン嫌いの甥っ子も、パクパク食べていました。
是非お試しあれ。

甘くして、しょっぱくしてみよう!

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次に、子供の好きな味、甘味、塩気です。
これは書くまでもなく、みなさん好きなのがお分かりかと思います。
これはお砂糖や、甘味系の調味料、または単純にお塩と言うわけではなく、「ご飯につくだ煮など、お供を乗せるとおいしい」と考えると分かりやすいです。
ほんのり甘いご飯に、塩気と、甘味が加わるとおいしいですよね。
それから、「ご飯が嫌い」という子はそんなにいないですけどね。

そんなわけで昔ながらの日本の煮物は「好き」の理にかなっているし、甘酢に塩を混ぜて甘酢和えにしてしまうのもおすすめ。
それから、最低限の味付けしかしない、というのも甘味が引き出せて、案外おすすめだったりします。
ニンジンなどは細く(居酒屋の大根サラダくらい)すりおろして、少しの塩と油で炒めれば驚くほど甘みを感じられるし、彩りもきれいで、感触も驚くほどよくなります。

細かくする、隠してみる!

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感触とにおいを克服するのに役立つのが、とにかく「細かく」すること。

以前スープメーカーについて書いたことがありますが、スープメーカーにお任せして、牛乳とか、甘く油分のあるもので伸ばしてしまえば、大概のものは食べられます。
どろどろになるので、見た目が嫌い、という理由までクリアできたりして。

また、コロッケの具材にするのは「細かくする+揚げる+隠れる」のトリプルで、かなり効果的。
それから、キッシュの具にする、シチューに細かくして入れてしまう、すりおろしてハンバーグの具にする、なんていうのもおすすめです。
子供の好き嫌いは、パターンがあるなあ……気が付いて、お料理教室に通ってみたら目からウロコ!
嫌いな理由が分かれば克服法が考えられます。
調理法を変えたら、もっと食べられるものが増えるかもしれません。
この記事を書いた人
綾希子

2児の母です。実家のそばで第一子出産後、夫婦の危機に。今度はパパとトラブルにならないようにと、実家に頼らず助産院で第二子出産後、頑張りすぎてマタニティーブルーに。その経験から、助産院の子育て…