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秋の風物詩「十五夜」 家族でお月見を楽しもう!

もうすぐ十五夜=お月見ですね。
お月見と一言で言っても、その意味をわかっている方は少ないのではないでしょうか。お子さんに尋ねられても答えられない…。今年は不安を解消し、お子さんと一緒にお月見を楽しみましょう!

そもそも、お月見って何?どういうこと?

実りの秋とも言われる様に、秋にはおいしい食物がたくさん実り、収穫されます。
その時期的なことや月の満ち欠けと作物の成長を合わせ、「作物の収穫に感謝するお祭り」が十五夜です。ですので、収穫の代表でもある主食のお米で作られたおだんごや、この時期に取れる野菜や果物を一緒に飾り、収穫できたことをお月様に感謝をしながら見て楽しみます。
また、この日は「中秋の名月」とも言われ、一番お月様が美しい日でもあるといわれています。

準備は?何をどのように飾ればいいの?

お月見というと、ススキとお団子のイメージが強いのではないでしょうか。では、なぜススキを飾るのでしょうか?それは、ススキが秋の収穫の代表であるお米=稲穂に似ているからですね。稲穂に見立ててススキを飾るようになりました。
その意味合いと同様に、お米の粉でお団子を作り、飾ります。他にも里芋やなし、ぶどうなど、この時期に獲れるものをお供えするとにぎやかになりますよ。

子どもと一緒にお月見団子をつくりたいっ!

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(材料)
米粉 ・・・70g.
甜菜糖 ・・大さじ1
水 ・・・・80cc

甜菜糖の代わりにお砂糖でもOKです!

(作り方)
※ボウルに米粉と甜菜糖を入れ、混ぜます。
おなべにお湯を沸かします。
※ボウルに水を入れて、耳たぶくらいに柔らかになるまでこねます。
10等分します。
※ひとつずつ丸くしていきます。
沸騰したお湯に2分ほど茹でます。
茹で上がったら冷水に入れます。
※水気を切って器に盛り付けます。

三角になるように盛り付けると綺麗ですね。

米粉以外の上新粉など比較的手に入りやすいものでも作れます。

◎お子さんの年齢やそれぞれのできることにもよりますが、目安としてお子さんでもできそうなところに※印をつけています。

お月見を楽しもう♪

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ススキやお団子などはもちろんですが、お子さんがさらに興味を持てるように、うさぎのモチーフを一緒に作ったり飾ったりするのも気分が盛り上がっていいですね。
作るのが難しいようでしたら、お月見にちなんだ絵本を読んだり、その中のお月見らしさが表れているページを広げて飾るのもいいと思いますよ。

用意ができないときは無理をせず、お月様をじっくり見ながらお話をし、意味を知ったり月の美しさや秋の風を感じるだけでもいいと思いますよ。
今年の十五夜は9月27日です。中秋の名月と言われる美しいお月様を見ながら、子どもと一緒に食事を楽しみ、おいしい食事を味わえることに感謝できるといいですね。
みなさま、素敵なお月見をお過ごしください♪
この記事を書いた人
あまいいちご

4歳男の子のいるワーキングマザーです。子どもに携わって20年以上!幼稚園、保育園、支援センター等の勤務経験あります。ベビーマッサージのインストラクターもしています。上級救急、小児救急法も取得…