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かわいいのにイライラ? 育児ストレス解消法!

毎日大変な育児。
かわいいわねー! 今が一番幸せね! 今は大変だけど、一番いい時期なのよ!
なんて、声をかけられてもなんとなく、苦笑い。
たとえ、離れていくものだとしても、今が大変! 今が辛い! 全然先が見えません!
かわいいはずなのに感じる育児ストレス。
そして、ストレスを感じること自体に罪悪感を感じてしまうママも……。
どうやって、向き合いましょう?
育児ストレス。

育児ストレス、原因はなんでしょう?

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そもそも、かわいいはずの我が子と一緒にいるのに、どうして育児ストレスを感じてしまうの?
育児ストレスの原因を挙げてみました。
1、体が辛い。それを癒す時間もない
2、達成感が感じられない
3、孤独感

生活が激変し、体も、心も、周りの環境も、今までの自分では全く太刀打ちできない状況に……。
そんな中で、子供をかわいいと思いながらも、ストレスを感じる。
ある意味、仕方ないことかも。
まず、ストレスを感じる自分自身を責めることはやめて、一つ一つ向き合って考えてみましょう。

体が辛い。それを癒す時間もない。どうやって癒されましょう?

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睡眠がとれない、ご飯も座って食べられない、だっこだっこで体中痛い。
ママの体は休む時がありません。
どうやって少しでも体を休めましょう?
睡眠、ご飯、だっこ……まずは、自分が出来る範囲というものを見極めましょう。
睡眠が足りなかったら、夜はミルクにして赤ちゃんにおなか一杯になって眠ってもらいましょう。
実家や一時保育も視野に入れて、他の人に頼る方法を考えましょう。
地域には必ず、助けてくれるところがあります。母子手帳をもらった時に一緒にもらった冊子や、区役所にあるチラシなどに必ず案内があります。探して、利用してください。
とにかく、自分以外の力をうまく使うことを考えてください。
そこで罪悪感を感じる必要はありません。
なぜなら、育児は長いから。
そんな中で、ママが日々を何とかでも過ごしていって、「あれ? いつの間にか大きくなったね」と言える日を笑顔で迎えられる、それが一番大切だから。
ちょこっとだけ先に目を向けて、そこに向かって、何をしたらいいのか、何をしなくてもいいのか考えて、体を休めてください。

達成感が感じられない。足元はトラップだらけ!?

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子育ては、横槍の連続です。
洗い物をしていたら、おむつをかえてと泣かれる。
やっと眠ったと思って掃除をはじめたら、だっこだっこ。
着替えをしたばかりなのに、すぐによだれでびちょびちょ。
今している作業は、まったくいつになったら終わるの?
今まで、仕事で頑張ってきて、頑張った分だけ成果を上げていたママほど、この達成感のなさに、イライラしてしまう傾向が強いみたい。
道をまっすぐ歩けない!感覚としてはそんな感じでしょうか。
これって、本当にストレスになる人には辛くて、「楽に考えて」と言えばそう考えることがストレスになるし、「ちゃんとやらなくてもいい」と言われれば、それがストレスになる……。
物理的なものではないだけに、曲者なんです。
そんな時、筆者は思います。
「思う存分やっちゃって!」
納得できるまで、達成感が得られるまで、やっちゃってください。気持ち的な問題なので、もう仕方がありません。
そして、解決方法はないにしても、なんとか楽になる方法は、同じような感覚の人にそばにいてもらうこと。
「なんでそこでイライラするの?」っていう人じゃなくて、「分かる、私もそうだよー!」って言う、達成感を得たいママさんと、その感覚をシェアすること。
否定されずに受け入れられれば、気持ちは少しは楽になるはずです。

孤独感。赤ちゃんがいるのに一人ぼっち!?

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赤ちゃんが言葉を発してくれて、ちゃんと会話をしてくれるようになるまでには、長い時間があります。
もし外に出る当てもなく、一日家で過ごすとしたら、「一日誰とも会話しなかった……」ということも起こります。
でも、ママ友はいないし、そういう関係が苦手……という人もいます。
得意な人は出ていけばいいので、公園で、道で、赤ちゃんサロンでお友達ができるはずなので、ここではそうでない人に絞って話をします。
ママ友が出来ない……そんな時は、「自分と立場の違う人と仲良くなること」。そして、「箱(場所)としていけるところを探すこと」。
社会に出たらきついけど、病院など「役割がはっきりしている」場所にいるということは、対人関係が苦手な人にとって、少しだけ楽なものです。
だから、そういう人と出会える場所に行くことです。おじいちゃんおばあちゃんがやっているカフェ、先輩ママがいろいろ気にかけてくれるサロン、老人ホームを開放してランチを提供しているところだってあります。
おじいちゃんおばあちゃん、先輩ママは赤ちゃんを育ててるプレッシャーから解放されているので、本当に実の孫気分でかわいがってくれます。頼りましょう。しかも、「人に会いに行く」ではなく、「場所に行く」と考えることで、ハードルが下がります。
よーいどんで、「私がママさんとの関係を損なったら、子供にも影響が……」って考えてしまう横並びでスタートしているママと仲良くなるより、その方が気楽な時もあります。
ぜひ、探してみてください。
育児ストレス……。ストレスは、感じていいと思います。そして、それを見つめることが出来たら、また少し違ったわが子の可愛さが感じられるようになるかもしれません。
この記事を書いた人
綾希子

2児の母です。実家のそばで第一子出産後、夫婦の危機に。今度はパパとトラブルにならないようにと、実家に頼らず助産院で第二子出産後、頑張りすぎてマタニティーブルーに。その経験から、助産院の子育て…