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魔の2歳!攻撃的な「イヤイヤ期」の子供との向き合い方

イヤイヤ期……なんて身近な響き。
うちは今長男が3歳ですが、まだまだイヤイヤです。今を乗り越えれば、と思っているママさん、ごめんなさい。
イヤイヤ期、本当にイライラしてしまいますよね。
筆者宅の実体験をお伝えします。

なぜALLイヤ? 謎のイヤイヤ期

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イヤイヤ期とは、何ぞや?
体感としては、「何に関してもイヤイヤと言う」と言ったところでしょうか。
ネットの記事を読んでいた時、
大人「Aすれば?」
子供「Aやだ!」
大人「じゃあBは?」
子供「Bもやだ!」
大人「じゃあ、いいよ、自由にしていいんだよ」
子供「自由やだ!」
というやり取りの書きこみを見つけ、思わず吹き出してしまいました。
(でもいかにもありそうでしょ?)

そんなわけで、「何だからやだ」と言うのはイヤイヤ期には通用せず、もっと根本的に何かが嫌なのだと考えましょう……。

うちの子の様子を見ていても、要は自我の目覚めです。
今までの我が子では、もうないんです。
自分でやりたいんです。でもやりたくない。『やりたくない』も部分も自我だから、どうしようもないんです。
この辺は憶測なのですが、『自我、あるいは自己』って、他人にぶつけることで、よりくっきりと浮かび上がってくるものだと思うんです。まだそこがあいまいな子供たちは、そうして自我の発達を確認して促しているのでは? と時々(心が広くもてる時笑)は、考えています。

それでも腹が立つ! それは子供との関係の成長でもある?

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0歳児の頃って、叱ったりしませんよね。
二、三歳の子供のママを見て、「どうして自分の子なのにあんなに叱るの?」と疑問に思ったことがあります。
先輩ママに相談したところ、「大丈夫、一歳過ぎると憎くなって来るよ」と言われ、えー!と思っていたのですが、……本当でした。もー、忙しいのにいろいろ出されて、もう! なんて、0歳児の頃では考えられなかったこと。でも、よく考えたら普通のこと。
それが二、三歳にも起こっていると考えたらどうでしょう? 子供と、ママの成長のために、ぶつかるのが必要な時期なわけです。

でも、頭に来ることは来る。イライラする。
だって、生活が真っ直ぐ進まないし、90パーセントくらい、無駄な手がかかるし。
みんながすごく優しいお母さんに見えるし、自分は鬼みたいに感じる。(私だけでしょうか?)

上記のとおり、イヤイヤ期が起こることは必要で、『抑える』のは難しいので、どう対策していくかを書いてみます。

付き合わない? 決めつけない

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まず、どこのサイトでも言われていることは、「真正面から取り合わない」。
全く無視ではなく、はいはい、という態度が良いとされていますよね。
でも私、怒りたかったら怒ってもいいんじゃないかと思うんです。そもそも、なんで怒っちゃいけないんでしょう?感情で怒っちゃいけないと言われますが、それってなんで?
大人だって完璧じゃないんだから、怒っていいと思うんです。
でも、その時、筆者が気を付けてることがあって、『悪者になることに怯えない』ってことだと思うんです。
いいママになろう、いいママになろう、って思うと、怒ったらいけないんじゃないかと思ったり、色々制限が出ますが、ああ、時には駄目ママ!ごめんなさいっ! ではなぜいけないのでしょう?
職場の上司も、完璧な人は疲れませんか?時々手を抜いて、「今日は俺早く帰るから~お前らも帰れ」くらいの人の方が、付き合いやすくありませんか?
親子関係も、ある程度は同じだと思うんですよね。
怒ってはいけないとか、~してはいけないと決めつける必要はありません。

自分が抜いてもいいと思う分、子供にも少し寛容になれるかもしれません。

人のことだと笑えます

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筆者は下の子が今よりさらにイヤイヤがひどかったころ、よく、「魔の二歳児あるある」のようなサイトを見て回っていました。
これって、自分に起こることだと腹が立つのに、人のことだと笑えたりして。
よく読んでは、自分だけじゃないんだ、と思って日々をこなしていました。
とにかく、同じ立場の人としゃべりましょう!
なぜか、他者のことだと笑えます。

それから二歳児も後半になれば、幼稚園のプレとか、少しずつ離れる時間も増え、同じくらいのお友達も出来てくるはず。成長してます!頑張って!

憎い!と思っていいんです。
ママにとっても、成長のタイミングなんです。

イヤイヤ期……実は分析すると深いなあと思うのですが、現実は雑用とお相手時間が増えるのみ……辛いですよね。
過ぎていくと信じて、お互い頑張りましょう!
この記事を書いた人
綾希子

2児の母です。実家のそばで第一子出産後、夫婦の危機に。今度はパパとトラブルにならないようにと、実家に頼らず助産院で第二子出産後、頑張りすぎてマタニティーブルーに。その経験から、助産院の子育て…