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子どもに必要なのは「自己肯定感」

自己肯定感って聞いたことはありますか?
「自分は愛されている」「自分は必要とされている」という自己肯定感は、人間にとって欠かすことのできないものです。
この自己肯定感を子どもの頃に育んでこそ、安定した情緒を持った自立した大人になっていけるのです。

スキンシップで愛情を育む

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子どもの心が健やかに成長するには、子どもと親の双方に愛着を持てることが大切です。
そのファーストステップとなるのがスキンシップ。肌をふれ合わせてのスキンシップで、子どもは安心し、愛着を形成することができます。大人の方もそうです。
母親、父親になれば、必然と愛情があふれると思われがちですが、必ずしもそうではありません。
子どもに対してなかなか愛情を感じられずに悩んでいる親たちも少なくはないのです。
そんな場合でも、スキンシップで肌と肌をふれ合わせることで、愛情が徐々に芽生えてくる効果もあります。

自己肯定感を育む

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最近「どうせ僕なんか・・・ 私なんか・・・」という子が増えているそうです。
それは、自己肯定感が欠如した状態です。
これでは、物事に積極的に取り組むことができなかったり、自分を好きになれなかったり、それが将来人を愛せなかったり・・・ということにもつながりかねないのです。
自己肯定感を育むために、スキンシップを取り入れていきましょう。
「自分は愛されている」という自己肯定感があってこそ他人を愛せるのです。
将来、社会に出た時に、人との関係を良好に形成していける人間になれるのです。

「私って素敵でしょ?」「俺ってイケてるやん!」という自信。それは子どもにとっても、大人になっても必要です。
ありのままの自分を肯定できる。これは人間形成にとってとても重要なポイントです。

大きな力を持っているママの手

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頭をなでなで優しい手。
痛いの痛いの飛んでいけー!の手。
ぬくもりを感じるやさしいその手には、魔法のような力があります。
なでなでされると、子供は自分を受け入れてもらえたと感じたり、これでいいんだと安心感を覚えたりします。
「良かったね」「頑張ったね」などの言葉を添えて、子どもをどんどんなでなでしてあげましょう。
とても良いスキンシップとなります。

痛いの痛いの飛んでいけー!の手で、痛みが不思議と消えていくのには驚きます。
ケガの「手当て」という言葉がありますが、ママの手を当てるだけで、痛みが軽減されていくのは、まさにこの「手当て」ですよね。
「痛いの痛いの飛んでいけー!」の言葉とともに手を当てることで、癒しの効果や安心感を得られるので、痛みが和らぐのです。

泣いている時、肩に手を置くだけでも子供は安心します。
緊張している時、背中をなでなでするだけでも緊張がやわらぎます。
ママの手ってすごいですね。

ひざに座らせるだけでも立派なスキンシップ

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スキンシップとは、なにも抱きしめたり、ほっぺをくっつけたりすることだけではありません。
お膝に座らせるだけでも立派なスキンシップです。
下にきょうだいが生まれて、嫉妬のあまり、赤ちゃん返りをしていることに気づいたら、上のお子さんを是非お膝に座らせて絵本を読んであげて下さい。
絵本の時間は、上の子の方を優先させて、上の子が読みたがる本を選び、上の子の方を膝にのせて・・・。
そうすると、上の子は、自分が優先されていることをちゃんと実感できます。
膝に座らせることで、顔と顔の距離も近くなり、お互いやさしい表情になれますよ。

スキンシップのチャンスは、日常生活の中にあふれています。
自分を愛せる子、自分に自身を持てる子が、もっともっと増えていくといいですね。

この記事を書いた人
nanaosan

男の子3人(8歳、5歳、3歳)の母です。わんぱくな3人に日々鍛え上げられ、たくましい母に成長中!