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2017年度新作ランドセルが勢ぞろい。今年の注目は“アートなランドセル”。アンディ・ウォーホルなど

新年度が始まってまだ2ヶ月が過ぎたばかりなのに、もうランドセル?と思いますよね。
ランドセル商戦は、夏休み前からスタートするんです。
来年度のランドセルの流行や傾向を、老舗ランドセルメーカーである池田地球、土屋鞄製造所、鞄工房山本からご紹介したいと思います。

今年の注目は“アートなランドセル”

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年長さんがいるご家庭じゃないと、売り場に並んでいてもあまり目に留まらないランドセル。
しかし、来年までには買わなくては!というママやパパは気になりますね。
昨年までは、ランドセルの売り上げピーク時期は、お盆だったそうです。
購入はお盆ですが、下見は子どもが夏休みに入った頃から増え始めたため、販売店側は、今年のピークをお盆より1ヶ月ほど前と予想。
早いメーカーでは、5月中旬からランドセルのカタログを配布し、7月に入る頃には、フルラインアップで販売に向けて体制を築いていくそうです。

デザインの傾向としては、今年は、【一見シンプルだけど、よく見るとオシャレ】といった物が多いようです。
ここ数年人気の高い、素材や、内装のデザインを自由にカスタマイズできる物も引き続き人気ですが、カスタマイズに差をつけたい消費者の要望が増えてきたことにより、2017年度は、【値段は張るけど、プロがデザインしたランドセル】が多く出揃っています。

世界初!“アンディ・ウォーホル”コラボランドセル(池田地球)

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三越伊勢丹より発売の“アンディ・ウォーホル”コラボランドセル。
ニューヨークを拠点とするアンディ・ウォーホル美術財団の許諾を受けて、アートなランドセルが完成しました。
製造は、バッグやランドセルの企画・販売を行う老舗メーカー、池田地球。
フタ裏にアンディ・ウォーホルの作品を取り入れ、フタを開ければ、ぱっと目を引くのが特徴です。
すべての商品には、作品がプリントされたオリジナルの化粧箱と、作品の解説付き札が付属されるそう。
(7万3,000円~8万3,000円)

アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)は、20世紀を代表するアメリカの画家であり、版画家。
マリリン・モンローの肖像画やキャンベルスープの缶の絵が有名ですね。
ここ数年は、ランドセルと同様、美術財団の許諾を受けて、ユニクロが“SPRZ NY”というラインでコラボTシャツを販売しています。
近代画のオシャレなモチーフと鮮やかな色彩、リトグラフのアナログ印刷が特徴で、ポップアートの旗手とも言われています。

一見シンプル、フタを開ければ遊び心広がるランドセル(土屋鞄製造所)

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子どもたちの明るい未来を願う気持ちをカタチに―。
というテーマで土屋鞄が手がけたのが、「アトリエⓇプロジェクト」というもの。
2人のテキスタルデザイナーと協力して制作されたランドセルは、6年間使いやすいよう、フタを閉じればシンプルだけど、フタを開けると遊び心の広がるイラストが現れます。
男の子向けは、緑、青、白の幾何学模様の「play & study」。
女の子向けは、ピンクを基調とした色とりどりの花模様が散らばる「みんなの種」。
(イタリアンレザー:7万2000円、人口革:6万5,000円)

大人の男性が持つ上質な革鞄のイメージが強い、土屋鞄製造所。
もともとは、1965年にランドセル作りからスタートした老舗ランドセルメーカーなのです。
良質な革素材と丁寧な手仕事、“メイドインジャパン”が特徴で、どれも安心して長く使える物に仕上がっています。

外装がぱっと目を引くランドセル(鞄工房山本)

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外装でぱっと目を引くのが、鞄工房山本の“フィオーレ・ブロッサム”です。
ビーズやスワロフスキーが散りばめられた物はよく見かけますが、大きなお花が縫い付けてあるデザインのランドセルは、なかなか目にしません。
これならシックに黒を選んでも、大人の女性のバッグのようでオシャレに決まります。
革素材のわりに安価なのも人気の理由で、お友達と差をつけたいオシャレな女の子に支持されています。
(6万3,000円)
最近のランドセルは、デザインも豊富だけど、値段もピンキリで選ぶ親も悩んでしまいますね。
今回色々調べてみて、ランドセルのバリエーションには私もびっくりしました。
できれば愛着を持って、6年間大事に使って欲しいランドセル。
ぜひ子どもも親も気に入った物を選んでください。
この記事を書いた人
MAKOMI

4歳になる娘を持つママです。子育てを始め、読書レビュー、ファッション等、多方面で執筆中。面白いネタを探して、日々アンテナを張って生きてます!