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フッ素塗布、フッ素入り歯磨き粉はいつからOK?フッ素の危険性から子どもを守ろう

1歳半健診のときに初めて実施される歯科健診。
歯科健診で一度は誰もが耳にしたことのある、“希望者にはフッ素塗布”という言葉。
気になったことありませんか?
フッ素の効果はあるの?どうして“任意”なの?害があるから?でもみんなフッ素してもらってるし。。。悩んでしまいますよね。
そこで、良いとも悪いとも言われる“フッ素”について、とことん調べてみました。

そもそもフッ素って?

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歯の表面に塗ることで、むし歯菌の出す酸に溶けにくい強い歯にするフッ素。
日本では1歳半健診のときに、自治体にもよりますがフッ素塗布がありますね。
市販されているほとんどの歯磨き粉には、フッ化物が配合されていますし、幼稚園や小学校にあがると、フッ素洗口を実施しているところもあります。
フッ素とは元素記号「F」、塩素と同じ族に属するハロゲン元素です。
自然のミネラルとして、食品や水、土に広く存在しており、フッ素自体にはほとんど毒性はないそうです。
しかし、むし歯予防に使われているのは、水溶性のフッ化物(NaF=フッ化ナトリウム)。
歯磨き粉に“フッ化物配合”と記載があれば、フッ化ナトリウムを指します。
フッ化ナトリウムは、使用量によっては、薬事法で劇薬に指定されているのです。

フッ素の効果は3つ!

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使い方や使用量が正しければ、歯にとてもいいフッ化物(フッ素)。
生えたての乳歯や永久歯は、歯の質が弱くむし歯になりやすいため、フッ素を塗ることで予防効果が大きく期待できるそうです。

1. 歯を強くする
→歯の表面のエナメル質の結晶が安定し、むし歯菌の出す酸に対する抵抗力を強める

2. 溶けた歯を修復する
→唾液や歯垢にフッ素があると、溶かされた歯の表面が修復され、元の歯を取り戻すことが可能に

3. 酵素の働きを抑制する
→むし歯菌が酸を作るのに必要な酵素に作用し、酸の生成を抑える

知っておきたいフッ素の毒性

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先にも言いましたが、フッ化ナトリウム(フッ化物)は劇薬なので、誤った方法で使用すると害が生じることもあります。
フッ化物による代表的な症状は以下にあげられます。

1. 急性中毒…一度に多量のフッ化物を体内に取り入れてしまった場合に起こりやすい
主な症状は、吐き気、腹痛、下痢、昏睡、心不整脈など。
見込み中毒量は、体重1kg当たりフッ化物量2mg。

2. 慢性中毒…フッ素を含む飲料水を飲み続けた地域で起こりやすい
① 斑状歯(エナメル質形成不全)
② 骨硬化症(フッ素症)

使用量、方法を守ればフッ素は安全!

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大人は一回の歯磨きで、およそ0.8mgのフッ化物を使用するそうです。
うがいをして、0.1mgが口腔内に残り、体内に入ったとします。

★ 0.1mg × 3回(1日の歯磨き数) = 0.3mg(1日のフッ化物量)

0.3mgのフッ化物は、日本茶300ml~600mlに含まれるフッ化物量に相当するそうです。
現在、WHOや厚生労働省、日本歯科医師会など、多くの保険関連団体がフッ素の安全性や効果を基に、利用を推奨していますし、むし歯予防に用いるフッ化物の量は、飲み込むわけではないので、使用量、方法を守れば問題ないそうです。

ただし、体内に吸収されたフッ化物は、大人では90%以上が尿中へ排出されるのですが、子供は骨の成長期にあるため、フッ化物が骨に沈着し、60~70%しか排出されないそうです。
ですので、子供のフッ化物使用の目安としては、
■ フッ化物配合歯磨き粉…自分でうがいができるようになってから
■ フッ素塗布…①かかりつけ歯科医の指示を仰ぎ、②塗布した後の口に溜まった唾液を自分で吐き出せるようになってから
が良さそうです。
これはあくまで一意見ですので、気になる方はぜひかかりつけの歯医者さんに相談してみてください。
歯には効果があるとわかっていても、身体には良くないとも悪いとも言われる“フッ素”。
歯医者さんによっても意見が分かれ、子供の歯を守る親としては迷ってしまいますね。
使用方法や使用量を守れば、今のところ、フッ素によるトラブルは日本では起きていないそうですが、気になる方は、保健センターや歯医者さんに相談してからの使用をおすすめします。
この記事を書いた人
MAKOMI

4歳になる娘を持つママです。子育てを始め、読書レビュー、ファッション等、多方面で執筆中。面白いネタを探して、日々アンテナを張って生きてます!

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