リトミックって何?幼児にもたらす効果とは?

段々と育児に慣れてくると、子供と出来る習い事を少しだけ始めてみようかな?と思うママも多いかと思います。
そこでよく聞く習い事の一つに「リトミック」があります。
でもそもそもリトミックってなぁに?そんな疑問を解消するために、「リトミック」について分かりやすく紹介していきます!

リトミックって何?

スイスの音楽家「エミール・ジャック・ダルクローズ」が考案した音楽教育法で、音やリズムを体感する事で、自由で豊かな想像力や表現力を養っていくというものです。
また、自分なりの表現をしていく自己表現力も育まれていきます。

リトミックは、単なる音楽教育のみにとどまらず、赤ちゃんの心と体の成長にとても大きな効果をもたらすと言われています。
個性を尊重した教育法の一つであるとも言えますね。

リトミックの効果とは?

リトミックを習うとどんな効果があるのかを簡単にまとめてみました。

●集中力
音に合わせて、動く・止まる。
簡単な様に感じますが、幼児にとって自分の体の動きを止めるという行為は、実はものすごく意思が必要であり難しい事なのです。リトミックでは、ゲーム感覚で音に合わせて動く・止まるを無理なく自然に見つける事ができるようになります。
出来て褒められる事でどんどん楽しくなり、それが集中力へとつながっていくのです。

●豊かな想像力や表現力
ボールやフープを使いながら、音に合わせて体を動かしていくリトミック。
例えば、大きい音がなったらボールを思いっきり投げてみる。小さい音がなったら優しく投げてみる。
低い音がなったらフープをゆっくり振ってみる。高い音がなったら速く振ってみる。
聞いた音に合わせて、自分で考えてものを表現するという事が自然と楽しみながら身についていきます。

●感覚・センスを養う
サッカーや野球でも必要なのは、感覚・センスですよね。
「音に合わせて、動く・止まる」に慣れてくるとそれらが瞬時にできるようになり、それが感覚の良さにつながっていくのです。

●正しい言葉の習得
音をしっかり聞くとこで、聞く力も養えます。
それは後に、正しい発声、言葉や言語の習得にもつながっていきます。

リトミックの種類って?

音を聞いて体感しリズムに合わせて動く事は基本同じですが、リトミックには実は何種類かあります。

●親子リトミック
親子で参加するリトミックです。親子で楽しむ事で、より絆が深まる点が魅力的です。

●英語リトミック
音楽と英語に合わせて行うリトミックです。
バイインガルな子供に育ってほしいと思うママにはぴったりですね。

●造形リトミック
音楽に合わせて歌いながら、絵画・工作を行うます。
自閉症や知的・発達障害など、ハンディキャップを持つ幼児の魅力や想像力を引き出すために行われています。

リトミックはどこで習えるの?

幼児リトミックは、ヤマハや河合音楽で行っている他、市の公民館や保育園・幼稚園でも行っています。

値段や習い事の頻度も違うので、実際に問い合わせしてみると良いでしょう。
またリトミックで使っている音も、生のピアノ演奏なのかCDなのかについても様々です。
幼児リトミックについて紹介しましたが、いかがでしたか?

実は我が子もリトミックを市の公民館で習っているのですが、私がそこで習う事を決めた理由は、月1ペースなので通いやすい・値段が安い・生のピアノ演奏で行っているためです。
毎回とても楽しそうにリトミックへ通っています。

お子さんと目的にあったものを選んで、是非上手に活用してみてくださいね!
この記事を書いた人
@uai

2歳児の娘を持つママです(^^♪私自身、育児情報を上手に活かしながら、日々育児を頑張っています。ママ達の役に立つ情報発信ができたら嬉しいです!