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日本脳炎ってどんな病気?今さら聞けないワクチン予防接種のこと

先日、市の保健センターから、娘の3回目の日本脳炎ワクチン接種を連絡するはがきが届きました。小児科に予約して、無事予防接種を受けることができたのですが、ふと日本脳炎って何だろうって疑問に感じたので、今回詳しく調べてみることにしました。当たり前のように受けている定期予防接種。今さら聞けないけれど、子供のことなのできちんと知っておきたいですね。

日本脳炎ってどんな病気?

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日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスに感染した豚の血液を吸った蚊が、人を刺すことでウイルスが体内に入り、罹ってしまう病気です。
「日本脳炎」という名前ですが、日本を始め、フィリピンからインドまで東南アジアで流行している病気です。
日本では、1966年までは年間1,000人以上の日本脳炎患者が発生していましたが、現在は、ワクチンの普及によって、年間10名以下の患者数になりました。
かなり減少したとは言え、最近5年間で6名の子供の発症が報告されているので、養豚場の多い地域は注意が必要だと言われています。

症状は?どうやってうつる?

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日本脳炎は、フラビウイルス科に属する日本脳炎ウイルスによって引き起こされるウイルス感染症です。
感染経路は、

① 豚→蚊→豚
② 豚→蚊→人

であり、人から人への直接感染はありません。
ウイルスの媒介蚊は、主にコガタアカイケカ(コガタイエカ)で、アジア地域に多く生息しているそうです。

日本脳炎ウイルスに感染しても、基本たいていの人は症状が出ないそうです。
割合としては、感染した人のうち、約100~1,000人に1人が脳炎を発症し、15%ほどが死亡すると言われています。
重症患者のうち、50%が死亡すると言われ、生存者の30~50%に運動障害や精神障害など後遺症が残ると言われています。

日本脳炎ワクチンの効果は?

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日本脳炎ウイルスに対する免疫を付けるために、日本では、「日本脳炎ワクチン」の接種が推奨されています。
日本脳炎ワクチンは「定期接種」なので、無料で接種することが可能です。
日本脳炎ワクチンは不活化ワクチンで、ウイルスを処理して無毒化したものですので、ワクチン接種後に発症リスクがあるようなウイルスは入っていないそうです。
現代は、蚊に刺される機会が減り、住居と養豚場との区別など衛生面の改善によって、日本脳炎に罹る患者数は減っていますが、減少した一番の理由はやはりワクチン接種によるものだそうです。
しっかりと接種を受けることで、予防につなげたいですね。

日本脳炎ワクチンの対象年齢と副作用

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【接種年齢】
第1期:
(1回目) 3歳~。地域によっては生後6ヶ月~可能
(2回目) 1回目から、1~4週間あけて接種
(3回目) 2回目から、約1年あけて接種

第2期:9~12歳に1回接種

日本脳炎ワクチンは、2回接種後、3回目までに約1年の期間があるため、筆者の住む市のようにはがき等で連絡が来る場合も多いようです。
3回目の接種、4回目の接種を忘れないようにしてください。

【副作用】
主な副作用は、他のワクチン接種時と同様、注射部位が赤くなったり、腫れたり、痛みが出ることです。
場合によっては、発熱や倦怠などの副作用も見られるようです。
どのワクチン接種でも言えることですが、接種後は30分ほど医療機関に待機し、安静にさせることをおすすめします。
「任意接種」のワクチンについては、自分でしっかり勉強しても、「定期接種」については無料ということで、期日が来たら特に考えないまま接種してしまう人もいるのではないでしょうか。私もその一人でしたが、やはり子供のことなので、きちんとした知識を持って臨みたいですね。日本脳炎はスケジュール管理が難しい予防接種でもあります。3回目、4回目が落としてしまいがちですので、十分注意して接種してください。
この記事を書いた人
MAKOMI

4歳になる娘を持つママです。子育てを始め、読書レビュー、ファッション等、多方面で執筆中。面白いネタを探して、日々アンテナを張って生きてます!

1,129,353 Pv